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Exhibition Archives 2010

海老塚 耕一展<画廊企画>

2010年4月26日-5月8日

Ebizuka Koichi works
Artist Statement
海老塚耕一の旅 >>
 

「 雀蜂の飛翔のように-海、氷に閉ざされた領域、そして砂漠より 」

「水と風」、そして「境界・限界・端」について考えるため、100日余りの船の生活を選んだ。安住の地である日常から一歩
からを確かに感じ、思索し、さらに自分の身体で受け止めるプラクティスの時間としたいと考えた。言葉を見つけ、言葉の外
にあるもののかたちを見いだす場として船上で生活をした。

「荒天減速航行をする船の不規則な揺れによって、《われ》は生への希望の窓から、外に押し出されたり、内に引きずり込ま
れたりする。私は内におり、また外にいる。」とミッシェル・セールは『五感』(法政大学出版局)のなかに記している。
そう、まさにさまざまな、そして多種多様な危険や心の怯えから脱したとき彼は《魂》を持つというのだが、今自らが必要と
しているのは《魂》のひろがる意味である。そのためには非日常的な場所を日常として経験することが、つまり、研究室や大
学,そして日本の光景から積極的に逃れ、場として特殊な場、眼差しの行方が今までの経験では得られない場を持つ必要があ
ると考えた。内であり外である場と見るものであり見られるものである私、触れるものでありふれられるものである私といっ
た対峙のなかで思索を進めることが、今後の自らの制作・研究に有意義と考えた。

さらに「水と風」、「境界・限界・端」を考えるにあたってもうひとつのキーワードは道であり、風景である。また、風景や
道を考えるときに有効なものは、はてしない砂漠であり、氷に閉ざされた領域である。このような等質的な領域には新しいも
のの出現を見ることはないけれども、都市の文明のなかで暮らす私にはそれこそが新しく、また風景の意味を探ることにもな
る。なぜならばそこに道が出現することを今の私は理解できないし、それらの風景はきっと道の出現を拒んでいるだろうか
ら。そこでは「境界・限界・端」の豊暁な世界が顔を覗かせてくれる。

ひとつの繋がりがある時間のなかで、未知の哲学や表現を発見しようとする試みは、その思索が失敗しようとも必ず新たな思
索が編み出されているはずである。このような考えは常軌を逸していると思われたとしても、今の私にとってはこの航海こそ
が、これまでの私から未知の私への飛躍となる場であった、といえる。

そんななかで思索し描いたドローイングと彫刻で今回の個展を開く。

Artist Profile
1951 横浜市に生まれる
1979 多摩美術大学大学院美術研究科修了
Solo Exhibitions
dth="626" class="profiledata">鈴木志郎康の映像作品「山北作業所」が完成・上映される。
1975 「石」 田村画廊/東京
  「イヴェント・川の石」多摩川/羽村橋付近
1977 「BOX -E/反射と同化」田村画廊/東京
1978 「BOX-J/反射と同化」ときわ画廊/東京
1979 「BOX -K /boxと仮定して」田村画廊/東京
1980 「BOX -M /反射と同化」ときわ画廊/東京
  「平面置換ーBLUE」白銅 画廊/東京
1981 「連関作用」ギャラリー葉/東京
  「連関作用」ウエストベスギャラリー/名古屋
1982 「コンクリートと鉄・柱」ギャルリー・ところ/東京
  「連関作用」ギャラリーホワイトアート/東京
  「連関作用」ウエストベスギャラリー/名古屋
  「連関作用ー「連関作用ー接点」多摩ニュータウン/永山団地第四公園
  「現代美術のなかのビデオ」パルコギャラリーSpoon/東京
1983 「連関作用」ギャラリー葉/東京
1984 「連関作用」ウエストベスギャラリー/名古屋
  「連関作用ー木と鉄による彫刻・ドローイング」ギャルリー・ところ/東京
  「連関作用」NEWZ /東京
1985 「連関作用ー木の造形」ギャラリースペース21/東京
  「連関作用ーDrawing」ギャラリー・アクト/東京
  「連関作用ー木挽」NEWZ/東京
1986 「連関作用ーInstallation Sculpture Drawings 」ギャルリー・ところ/東京
  「連関作用」NEWZ/東京
1987 「小品展」トーアロード画廊/神戸
  「連関作用」ギャルリー・ところ/東京
  「連関作用」ウエストベスギャラリー/名古屋
1988 「連関作用」ギャルリー・ところ/東京
  「連関作用」ルナミ画廊/東京
1989 「連関作用ーSculpture Drawings」ギャルリー・ところ/東京
1991 「第15回平櫛田中賞記念展」日本橋高島屋/東京・井原市立田中美術館/岡山県
  「連関作用ー潜在素/水より」ギャルリー・ところ/東京
1992 「連関作用ー木・鉄」日本橋高島屋/東京
  「連関作用」彩林画廊/横浜
1993 「連関作用ー地下からの眼差」日本橋高島屋/東京
  「連関作用ー地下からの眼差」なんば高島屋/大阪
  「連関作用ースチールドローイング」ルナミ画廊/東京
1994 「連関作用ー表象・Wood」 日本橋高島屋/東京
1995 「連関作用ー絵画」ギャラリーイセヨシ/東京
  「連関作用ー存在の制作」日本橋高島屋/東京
1996 「連関作用ー絵画」ギャラリーイセヨシ/東京
  「静止した水」ルナミ画廊/東京
  「彫刻と絵画から」横浜高島屋/横浜
  「連関作用ー水の光景」日本橋高島屋/東京
1997 「静止した水ー水の風」 ARTBOX/横浜
  板室観光ホテル 大黒屋/栃木
  ギャラリー・イセヨシ/東京
  日本橋高島屋/東京
1998 養清堂画廊/東京
  「水について」日本橋高島屋/東京  
  板室観光ホテル 大黒屋/栃木
1999 ウエストベスギャラリーコズカ/名古屋
  NiCAF99で養清堂画廊ブースで個展/東京
2000 プラザ ギャラリー/東京
  養清堂画廊/東京
  ギャラリーNAF/名古屋
2001 養清堂画廊/東京
  ギャラリー・ムーブ/横浜
  Tamamiseum /名古屋
  ウエストベスギャラリーコズカ/名古屋
  せんたー画廊/横浜
2002 ギャラリー・アパ/名古屋
  養清堂画廊/東京
  「第9回国際アートフェスティバル 神奈川」神奈川
  「海老塚耕一展―眼差しの現象学―身体・素材・記憶」神奈川県民ホール/横浜
  無伴奏ギャラリー/松本
2003 弥右衛門画廊/京都
  養清堂画廊/東京
2004 村松画廊/東京
  養清堂画廊/東京
  アートゾーン神楽岡/京都
  「海老塚耕一・フォトスカルプチュアー展」せんたあ画廊/横浜
2005 「water and wind」 ローズガーデン/タイ・バンコック
  養清堂画廊/東京
2006 「water and wind」チェンマイ大学美術学部ギャラリー/タイ・チェンマイ
  養清堂画廊/東京
  アートゾーン神楽岡/京都
  「海老塚耕一版画展−水、そしてあるいは風−」由美画廊/浜松
  「海老塚耕一の世界−水と風から−」 アートコテージぱびるす/神奈川
  「海老塚耕一の小さな作品たち」 GEM ART/東京
2007 「海老塚耕一/ー絵画/彫刻/今 そして明日へー」 かわさきIBM市民文化ギャラリー/川崎
  「海老塚耕一展」 日仏会館エントランスホールギャラリー/東京
  「海老塚耕一ー混合の記憶ー」 入善町下山芸術の森発電所美術館/富山
  「海老塚耕一展」 養清堂画廊/東京
  「海老塚耕一展」 ウエストベスギャラリー小塚/名古屋
  「海老塚耕一展ー版で発信する作家たち2007」 ギャラリーマスガ/福島
2008 「海老塚耕一〈水・仮説の器ー記憶〉」ギャラリーQ/東京
2009 せんたあ画廊/横浜
「海老塚耕一〈呼吸する風の肖像-1〉」渋川市美術館/群馬
「海老塚耕一〈呼吸する風の肖像-2〉」ギャラリーQ/東京
「海老塚耕一展」養清堂画廊/東京
2010 「雀蜂の飛翔のようにー海、氷に閉ざされた領域、そして砂漠から」ギャラリーQ/東京
Group Exhibitions
1975 「ジコ表現展」 多摩美術大学八王子校舎
1978 「芸術作品でない作品が作れるか展」 多摩美術大学八王子校舎
1979 「26人展」 神奈川県立県民ホールギャラリー/横浜
  「第5回大邸現代美術祭」大邸/韓国
1980 「OPERATION EQUINOX ’80」ポンピドゥ・センター/パリ
1981 「第2回ハラ・アニュアル」原美術館/東京
  「T ’ゼミ展」 多摩美術大学八王子校舎
1982 「第18回今日の作家展・ノヴェンバーステップス」横浜市民ギャラリー/横浜
  「昭和57年度多摩美術大学芸術祭特別展」多摩美術大学実大学八王子校舎
  「第1回現代彫刻・立体展」高輪プリンスホテル/東京
1983 「ルナミ画廊20周年記念展」ルナミ画廊/東京
  「現代美術の新世代展」三重県立美術館/津(招待)
  「現代美術の展望 立体造形」富山県立近代美術館/富山
1984 「鮮烈なる断片ー無限を見据え、カオスと渡り合う行為」ギャラリー葉/東京
  「装置から、装飾から」 紀の国屋画廊/東京
1985 「現代彫刻の歩みー木の造形」神奈川県立県民ホールギャラリー/横浜
  「アーティスツ・ブックス展」フランクリン・ファーネス/ニューヨーク、
  フジテレビギャラリー/東京
  「3人展」スーギャラリー/大邸/韓国
1986 「第6回インド・トリエンナーレ」 ラリット カラ アカデミー/ニューデリー/
  インド、ゴールド・メダルを受賞
  「第6回試行する美術『国際小さな美術』展」山梨県立美術館/甲府
  「[現代美術展]アジアとの対話/日本からのメッセージ」ICA Nagoya/名古屋
  「視角障害者のためのてで見る彫刻展『石と木』」ギャラリーTOM/東京
1987 「美との対話 ’87」富山県立近代美術館/富山
  「もの派とポストもの派の展開 1969年以降の日本の美術」西武美術館/東京
  「多摩美術大学創立50周年記念イベントTAMABIVENTS:Studio2oo/東京
  <もの>を演奏し、演奏を<もの>化する試み」Studio2oo/東京
  「第19回サンパウロ・ビエンナーレ」イビラプエラ公園内パビリオン/サンパウロ
1988 「第4回アジアンアート・ビエンナーレ」シルパカラ アカデミー/ダッカ/バングラ ディシュ、
  最優秀作家賞を受賞
1990 「現代彫刻の歩みIII 物質と空間の変容ー1970年以降の表現」
  神奈川県民ホールギャラリー/横浜
  「プライマル・スピリットー今日の造形精神」ハラ・ミュージアム・アーク/群馬、
  ロサンゼルス・カウンティ美術館、シカゴ現代美術館、
  フォート・ワース近代美術館、カナ ダ国立美術館/オタワ(〜1991年)
  「第4回富山国際現代美術展」富山県立近代美術館/富山  
  「第2回現代日本木刻フェスティバル」関市文化会館/岐阜
1991 「横浜の作家たち ’91」 横浜市民ギャラリー/横浜
1992 「第3回現代日本木刻フェスティバル」 関市文化会館/岐阜
1993 「鉄による彫刻展」新日鉄本社/東京
  「アートイン白州」白州町/山梨
1994 「第4回現代日本木刻フェスティバル」関市文化会館/岐阜
1995 「渋澤龍彦画廊」日動画廊/東京
  「アートケース展」ウエストベスギャラリー/名古屋
1996 「<水彩の網>展II」ギャラリー手/東京
  「BOITESIV 展」ギャラリーセンターポイント/東京
  「アートのかんづめ展」ウエストベスギャラリー/名古屋
  「PRINTS 」東急日本橋店美術画廊/東京
  「<水彩の網>III展」ギャラリー手/東京
1997 「ON THE WALL] マロニエギャラリー4/京都、ワコール銀座アートスペース/東京
  「箱・その宇宙展」ギャルリーユマニテ/東京、名古屋
  「ふれあい彫刻展」宮崎県立美術館/宮崎
  「モンドマルサン彫刻展」モンドマルサンの公共空間/フランス
  「インサイド」カッセルと周辺の町の公共空間/ドイツ
  「CARREFOUR」ぎゃらりー・センターポイント/東京
  「奥野健男と多摩美の作家達展」 電通恒産画廊/東京
1998 「文化庁買上優秀美術作品披露展」 日本芸術院会館/東京
  「私の学生時代と現在」 多摩美術大学付属美術館/東京
  「四人展」ギャラリーイセヨシ/東京
  「MOUVEMENT」ぎゃらりーセンターポイント/東京
  「ACAF 6」 ロイヤルメルボルンエキヴィジションセンター/オーストラリア
1999 「ぶどうの国国際版画ビエンナーレ」山梨県立美術館/甲府 
  「兔うさぎ何みて跳ねる」展 ウエストベスギャラリーコズカ/名古屋
  「風を視たか!」電通恒産画廊/東京
  「第5回瀬戸田ビエンナーレ」瀬戸田町の空間/広島県
  「GAW展」新宿ゴールデン街
  「アーティストの周縁」トキ・アートスペース
2000 「兔うさぎ何みて跳ねる2」展 ウエストベスギャラリーコズカ/名古屋   
  「風を視たか!2000」 電通恒産画廊/東京
  「GAW展」山口県沖神室島の空間
  「版画展」プラザ ギャラリー/東京
   第3回藤野国際アートシンポジウム/神奈川
2001 「第19回現代日本彫刻展」宇部市野外彫刻美術館/山口県
2002 新収蔵品展〈平成13年度収蔵〉佐久市立近代美術館/長野県
  「弐千弐年睦月展」ウエストベスギャラリーコズカ/名古屋
  「新春21世紀展」ギャルリーパリ/横浜
  「銅版画の5人展」せんたー画廊/横浜
  「〈LIAISON〉による小品展」ギャラリ・センターポイント/東京
  「小さな美の感情展」八王子駅ビルNOW/東京
  山本鼎生誕120周年記念「現代日本創作版画作家展」上田市観光会館/長野県
2003 「弐千参年睦月展」ウエストベスギャラリーコズカ/名古屋
  「第2回新春21世紀展」ギャルリーパリ/横浜
  養清堂画廊開廊50周年記念展 養清堂画廊/東京
  「3人展-NICAF」東京国際フォーラム/東京
  「大地の芸術祭 越後妻有アート トリエンナーレ2003」 津南町
  「小さな美の感情展」 八王子駅ビルNOW/東京
  「平和へのメッセージ展」 佐藤美術館/東京
2004 「弐千四年睦月展」ウエストベスギャラリーコズカ/名古屋
  「第3回新春21世紀展」ギャルリーパリ/横浜
  「掌のあそび展」楽房柊屋/鎌倉
  「三版種 6人展」Gallery 風/東京
2005 「新春カレンダー原画展」アートコテージぱぴるす/相模原
  「新世紀の顔・貌・KAO」アートギャラリー・アンファン/新宿ほか7会場
  「弐千五年睦月展」ウエストベスギャラリーコズカ/名古屋
  「なずなの花」佐谷祇子邸/東京
  「現代版画−松本スタイル−展」松本市の街角 /長野県
  「現代版画の交差点」ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
2006 「二千六年睦月展」ウエストベスギャラリーコズカ/名古屋
  「辛夷忌」 故毛利武士郎アトリエ/富山県黒部市
  「四人の版画」 広島SOGO美術画廊/広島「銅版画二人展」GALLRY GLOSS & COFFE/岡山
  「東野芳明オマージュ展−水はつねに複数で流れる」ギャラリーTOM/東京
  「ジェムアートのクリスマス」 GEM ART/東京
  「輝くアーチストたち-この一年を振り返る」京都・アートゾーン神楽岡
2007 「二千七年睦月展」ウエストベスギャラリー小塚/名古屋
「春陽展」国立新美術館/東京
「こぶし忌」故毛利武士郎アトリエ/富山県黒部市
「TAMA VIVANT 2007 潜在する糸」多摩美術大学絵画東棟ギャラリー
みなとみらい駅地下コンコース/横浜
2008 「二千八年睦月展」ウエストベスギャラリー小塚/名古屋
「トップ・ギャラリー・ホテル・アートフェアー」ホテルニューオータニ、ギャラリーQブース/東京
「TAMA VIVANT 2008 イメージの種子」多摩美術大学絵画東棟ギャラリー、
みなとみらい駅地下コンコース、横浜
2009 「二千九年睦月展」ウエストベスギャラリー小塚/名古屋
「TAMA VIVANT 2009ウサギ穴はふさがれた」多摩美術大学絵画東棟ギャラリー
みなとみらい駅地下コンコース/横浜
2010 「二千十年睦月展」ウエストベスギャラリー小塚/名古屋
Awards
1986 「第6回インド・トリエンナーレ ゴールド・メダル賞 」ニューデリー/インド、
1988 「第4回アジアンアート・ビエンナーレー最優秀作家賞」バングラディシュ
1991 「第15回平櫛田中賞」
2001 「第19回現代日本彫刻展ー神奈川県立近代美術館賞」 
2003 「タカシマヤ美術賞」
映像資料
2001 「極私的にEBIZUKA」(制作:鈴木志郎康、40分)
「イメージフォーラム・フェスティバル2001」新宿パークタワーホール、東京
2002 「山北作業所」(制作:鈴木志郎康、70分)
  「イメージフォーラム・フェスティバル2002」新宿パークタワーホール、東京