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Exhibition Archives 2017

猪鼻 秀一 展

2017年11月13日(月)- 11月18日(土)

INOHANA SHUICHI works
Artist Statement

私は、襖の隙間に哲学的な時間を感じると共に奥の見えない隙間
の空間に深淵な未知なる自分の姿が眠っているような気がして仕
方がなく、私は、思わずそんな隙間に誘われてしまいます。確信
を持てなくても隙間の中に微かにまだ見ぬ自分自身が発見出来る
ような予感。隙間は、儚い期待のようなものでその魔力に私は、
魅了されてしまうのです。

襖のカラフルなグラデーションの間には、シュールでトートロジ
カル(同義語反復)な時間論が横たわり、いつまでも沈まね夕暮
れのように思索に耽る事が出来、逆に興奮の坩堝に嵌る感覚にと
らわれます。ふと襖を開けると見覚えのある昔の戦利品の貝殻や
石ころ、手紙などが奥に転がってあり、それを発見しても何故か
絶対に捨てる事が出来ないのは、何故でしょうか。襖の奥には、
未来の未解の自分だけでなく、抽象的な過去の時間も眠っている
のです。

私は、大型の建築的な彫刻を製作するのでたまに彫刻学科出身と
誤解される事がありますが高校時代から映画を製作する美大映像
学科出身だったという事もあり、実験映画やメディアアート、劇
映画など映像を全般に取り組む現役の映像作家です。

日本建築における襖の持つ光線の陰影を実は、「映像的」に捉え、
それをキネティックライトアートの建築版として製作する意図で
当初、製作していましたがいつのまにか哲学的な建築空間として
製作するようになり、周囲は、猪鼻が襖という素材を「映像的」
に捉えている事を私の作品を知る多くの者は、意外に知らなかっ
たりします。
襖は、非常に陰影を伴う「映像的」な資材である事から前衛的で
あり、日本人は、住環境の中で再び襖に目覚めるべきだと思って
います。


Artist Profile
1970 埼玉県川越市生まれ
1996 京都芸術短期大学専攻科映像卒業
京都造形芸術大学において学士修得
個展
1995 Art Space NIJI、京都
1997 ギャラリーSUZUKI、京都
2000 ギャラリーSUZUKI、京都
2001 O ギャラリー、東京
2001 exbite space LIVE、東京
2004 国際交流基金バンコク及びフランスセンターバンコク、タイ
2007 コンクリートハウス、タイ
2011 アートコミュニティー美浜、千葉
2012 ギャラリー Q、東京
2017 ギャラリー Q、東京
グループ展
1994 第三回SONY ART ARTIST AUDITION
1996 日本映画協会映画祭学生部門最終審査
1998 現代日本美術展
2001 「第5回 岡本太郎記念現代芸術大賞展」川崎市岡本太郎美術館、神奈川
受賞歴
1994 第三回SONY ART ARTIST AUDITION入選
1996 日本映画協会映画祭学生部門最終審査
1998 現代日本美術展彫刻部門入選
2001 岡本太郎記念現代芸術大賞入選
助成
2002 POLA美術振興財団在外芸術家研修イタリア派遣
2004 国際交流基金及びフランスセンターバンコク共同招聘芸術作家企画助成
2007 朝日新聞文化財団海外展覧会助成
アーティスト イン レジデンス
2004 フランスセンター、バンコク 
2010 アートコミュニティー美浜、千葉