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2004年2月号 -BT 美術手帖記事-

ソウルがつないだ東アジアの4大都市
韓国の人口の1/4が住む、再生都市ソウルは人口1,200万人を超える。
都市環境整備を公約としたソウル市長は2005年までにソウルの中心部、 東大門(トンデモン)近くの高速道路を取り壊し、清渓川(チョンゲ チョン)の再生を計る。文化方面でも2年前ソウル市立美術館を慶喜 宮(キョンキク)公園から徳寿宮(トクスグン)裏手の裁判所だった 建造物を外壁をそのまま残し、内装を全面改装して美術館をオープン させ話題を呼んでいる。こうしたソウル市の意気込みは本展覧会 「City_Net Asia 2003」とは無縁ではなく、ソウル市立美術館の チーフ・キュレーター、李圓一(イ・ウォンイル)が主導となって 東アジアの四都市の美術館キュレーター、上海美術館の張晴(ジャン ・チン)、東京都現代美術館の笠原美智子、台北市美術館の張芳薇 (ジャン・ファンウェイ)、そしてソウル市立美術館の李銀主 (イ・ユンジュ)が各都市の現代性をテーマに41名の作家を選出し て展覧会が開催された。
 日本からは鴻池朋子・綿引展子(絵画)、岡田裕子・鈴木涼子 (CGアート)島田美子(銅版画)、齋藤芽生(ミクストメディア)、 鯉江真紀子(写真)、秋山さやか(ドゥローイング)が参加。四都 市の作家を全てこの誌面で紹介はできないが、ソウルの高楽範 (コウ・ナッポム)は彼自身の知人の顔を拡大することで、都市に 住む人々をモノクロームの絵画によって神話化し、都市の表層を表 現している。上海の簫※注1(シャオ・ユー)は日用品の鉢を積み 重ねて、日常的な生活空間からの都市の再構成、インスタレーション を試みる。台北の陳界仁(チェン・ジエレン)は地下道に戯れる、科 学兵器もしくは核に因って汚染された近未来都市の人々の悲惨な姿を 写真によって提示させる。
 CNNニュースがイラクの報道を絶えまなく流し、米軍兵士の死をカ ウントし、哀れなフセインを写し出すことでイラク戦争を正当化する。 都市に住む私たちはインターネットやテレビによってリアルタイムに 世界の都市とリンクする。こうした環境・情報メディアの中でソウル、 上海、台北、東京の都市の作家たちも、都市や環境からの多くの批判 をテーマに掲げ事は必然的なことかもしれない。しかし東京側のキュ レーションが女性作家だけに搾ったことに、あまり意味を持ちあわせ てはいなかったことが気になるのだが。
「City_Net Asia 2003」
2003年11月14日-12月14日

会場;ソウル市立美術館 http://seoulmoa.org/

Artist Name; Suzuki Ryoko/Japan
"ANIKORA-Sweat"
230x120cm
lamba print on the wooden panel
2002
Artist Name; Kho Nakbeom/Korea
"Out, of Blue"
227.3x182.8cm
oil on canvas
2002
Artist Name; Xiao Yu/China
"Untitled"
450(h)cm
mixed media installation
2003
Artist Name; Chen Chiehjen/Taiwan
"Rebirth 1 "
218x270cm
chibachrome print, aluminum plate
2000