「ABSTRACT FACE」 ミクロの世界とマクロの世界の間にある世界がミドルワールド。 この世界は常に動きつづけているらしい。 生と死、可視と不可視の極の世界。 襞をおしひろげることにより見えてくる世界。 襞をおしひろげたり、折りたたんだりしながら、動きつづけている生命のリズム。 その動きにそい、『顔』の変化ができる。 それは、同時に魂の叫びでもある。 視覚表現の不可視な叫び。シャッターを押した瞬間、被写体は死に、作品は誕生する。 ミドルワールドは両極が置き換え可能な世界。