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展覧会名

第16回三井不動産商業マネジメント・オフィース・エクスビション
The 16th Mitsui Fudosan Retail Management Office Exhibition

開催期間

2018年10月27日(土)ー 2019年5月10日(金)

一般の方々の鑑賞は、2018年12月14日、2019年2月22日のフリートークの時にご覧ください。
2018年12月14日(金) 開催時間:18:15-19:30 (西川絵里・滝本優美・成田淑恵 )
2019年2月22日(金) 開催時間:18:15-19:30 (矢成光生・崔 恩知・金井聰和)

主催

三井不動産商業マネジメント株式会社

三井不動産商業マネジメント式会社 ホームページ>>
目的

企業における芸術文化の育成と社会貢献活動を目的とする。
アートのクリエイティビリティーを感受し、会社内及び社員への文化普及活動として開催する。
7室のオフィースをギャラリーとして活用の場を広げる。
現役の美術大学生及び若手アーティストの作品の発表の場を提供する。

企画趣旨

企業における文化の育成と社会貢献の一環として浜町センタービル12階のオフィースを
アーティストに提供することで、企業文化と地域社会における芸術文化の発展に寄与する。
21世紀型グローバル企業を目指し、文化創造の枠を超えて 地域と共に「社会に豊かさと潤
いを」実現する、三井不動産グループの企業理念に合致するものです。

キュレーター:

上田雄三(キュレーター)
運 営: 有)キュウコンセプト/ギャラリーQ

Exhibition Archives
Art Works



Room1
中北紘子  Nakakita Hiroko


Mammy (左)
油彩、砂、カンバス
60.6 x 50cm
2018

Daddy (右)
油彩、砂、カンバス
60.6 x 50cm
2018

 

 


ステートメント:
世の中には、人が計算して作り出した作為的な形と、自然が作り出した無作為な
形がある。
それは人間社会や人の心の中にも言える事である。
本来人間は無作為な、本能のままに生きたい生き物である。
しかしながら、理性を持って作為的に考え、生きていかないと上手く世の中を歩め
ない生き物でもある。
私は、人の心の中にも共存する作為と無作為の儚さ、無情さ、又、感情の持つ力強
さを、花やシャンデリアにも見出し、モチーフとしている。

作為と無作為、両者のバランスが、心の中、一枚のキャンバスの中で取れた時、
本当の美しさが現れると私は思う。


Nakakita Hiroko CV

1981 兵庫県生まれ
2004 近畿大学文芸学部芸術学科造形美術専攻絵画コース卒業
2006 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了

 

Room 2
西川絵里   Nishikawa Eri

riverside (左)
油彩、カンバス
51.4x72.6cm
2018

ground 7 (右)
油彩、カンバス
59x42cm
2018

 


ステートメント:
人の目は世界の全てを見ているようで見ていない。
このことを最も実感するのは、モチーフを線にくみ上げていくドローイングの作業
をする時です。
この作業によって現れた線を平面絵画へと展開し、新たな形象を表すことを目指し
ています。


Nishikawa Eri CV

1994 新潟県生まれ
2017 女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻卒業
2018 女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程美術専攻洋画研究領域在籍


Room 3
矢成光生 Yanari Mitsuo


Unknown City(左)
アクリル、カシュー、油彩、パネル、綿布
89.4x145.5cm
2014

城核 005(右)
アクリル、カシュー、油彩、パネル
60x75.2cm
2018



  ステートメント:

震災後に「目に見えないものを視覚化して風景を描いてみたら…」と思い、
意識的に絵の具を剥落させた上から都市などを描いています。
「Unknown City」は見慣れた風景も受け手の心理状態や光、天候の変化など
によって「知らない風景」になりうるという意味です。可視化できず再生不可
能な風景もあります。
「城核 005」は原発をお城に見立て、エネルギー問題をテーマにした作品です。
太陽や細胞のように「核」は、惑星や生物の中心に存在しています。
洛中洛外図の中でも城が中心となり豊かなコミュニティーを築いています。
環境やエネルギーの問題は「豊かさとは何か」について考えさせてくれます。
現代という時代を見つめ、問いとなる作品であればと思います。


Yanari Mitsuo CV

1969 愛知県生まれ
1995 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
1997 多摩美術大学大学院博士前期課程美術研究科絵画専攻修了

Room 4
滝本優美 Takimoto Yumi


home no.1   (左)
油彩、カンバス 
91 x 91cm
2016

Osaki '18/3/28_17:29  (右)
油彩、カンバス 
91 x 91cm
2018

 


ステートメント:
家の周りを散策する。
何年も住んでいる街なのに、歩くたび知らない表情が見える。
積み木遊びをしているかのような街の風景と、ビルの四角い灯りを眺めながらひとの
存在を感じ、安心していた。
ナイフで絵の具をすくってキャンバスにのせていく。
何度も重ねて固くなった絵の具と色面で区切られたかたちは何様にも見え、決められ
たキャンバスのまっすぐなキワを絵の具が超えたとき、まるで絵の具で自立した建築
物のように私に迫ってきた。

Takimoto Yumi CV

1992 東京都生まれ  
2016 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻卒業
2018 武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了

 

Room 5
中北紘子 Nakakita Hiroko

Magnolia (左)
油彩、砂、カンバス
91 x 60.6cm
2018

Fée de fleurs(右)
油彩、砂、カンバス
65.2x 45.5cm
2018



  ステートメント:

世の中には、人が計算して作り出した作為的な形と、自然が作り出した無作為な
形がある。
それは人間社会や人の心の中にも言える事である。
本来人間は無作為な、本能のままに生きたい生き物である。
しかしながら、理性を持って作為的に考え、生きていかないと上手く世の中を歩め
ない生き物でもある。
私は、人の心の中にも共存する作為と無作為の儚さ、無情さ、又、感情の持つ力強
さを、花やシャンデリアにも見出し、モチーフとしている。

作為と無作為、両者のバランスが、心の中、一枚のキャンバスの中で取れた時、
本当の美しさが現れると私は思う。

 

Nakakita Hiroko CV

1981 兵庫県生まれ
2004 近畿大学文芸学部芸術学科造形美術専攻絵画コース卒業
2006 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了

Room 6
成田淑恵 Narita Yoshie


黒いライオン(左)
油彩、カンバス
72.7x72.7cm
2018

白いネコ(右)
油彩、カンバス
72.7x72.7cm
2018


ステートメント:
私が描くモチーフは一貫して動物、自然界にたくましく伸び伸びと生きる動物たち
に魅了され、その生命の輝きや温もりを表現して来ました。
複雑に絡み合った人間社会とは違う、とてもシンプルな生き方をしているからこそ、
一瞬一瞬が輝いているように感じます。

Narita Yoshie CV

1983 岐阜県生まれ 

Room 7
崔 恩知 Choi Eunji

The utopia(左)
エッチング、アクアチント
65.3×47.2cm
2014

A calm day(中)
エッチング、アクアチント
50.2×45cm
2014

時間の中で(右)
エッチング、アクアチント
60×44.5cm
2016


  ステートメント:

私は自然と宇宙について、自分なりの新しい世界と空間を表現している。
主なテーマは自然と宇宙であるが、単なる自然と宇宙の姿、形をそのまま描くので
はなく、私の想像する自然と宇宙という新しい空間を画面の中で見せていきたい。
そして、その自然と宇宙の空間の中で鑑賞者の心身が自然に包まれているように
感じられる作品を制作していきたいと思う。


Choi Eunji CV

1979 韓国ソウル生まれ
2014 多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業
2016 多摩美術大学大学院 美術研究科 博士前期課程 版画専攻 修了

 

 

Lobby
成田 淑恵 Narita Yoshie

ウシカモシカ(左)
アクリル、カンバス
91x91cm
2017

由布島(右)
アクリル、カンバス
72.7x91cm
2017

 



  ステートメント:

私が描くモチーフは一貫して動物、自然界にたくましく伸び伸びと生きる動物たち
に魅了され、その生命の輝きや温もりを表現して来ました。
複雑に絡み合った人間社会とは違う、とてもシンプルな生き方をしているからこそ、
一瞬一瞬が輝いているように感じます。


Narita Yoshie CV

1983 岐阜県生まれ 

Lobby
金井 聰和 Kanai Toshikazu



豊穣
陶、合板、柿渋  
H55.5×W90×D90cm
2018


ステートメント:
一片の焼かれた土や木っ端が空間と響き合い場所を開く。
その瞬間に立ち会うために日々つくり続けてきたような気がします。
「場所が開く」ところは、街や古墳から食卓までいたるところにあります。
場所やモノの背後にある歴史的な層は見えづらいですが、現在を成り立たせ
ている重要な要素です。
場所が開く時、歴史的な層が感知されると同時に、この世の広さや複雑さ不
可思議さにも気づかされます。ですからモノをつくるという行為は、わたし
にとって、足元から歴史を辿ることであり、終わりのない旅に踏み出すこと
なのです。

Kanai Toshikazu CV

1966 神奈川県生まれ
1990 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻陶コース卒業
1990~1992 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程油画専攻陶コース研究生
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