GalleryQ/QConceptinc
>> Q_HOME >NEWS Mitsui Fudosan Retail Management
Exhibition Now Exhibition Archives Schedule Reservation Links Past Projects




展覧会名

第17回三井不動産商業マネジメント・オフィース・エクスビション
The 17th Mitsui Fudosan Retail Management Office Exhibition

開催期間

2019年5月25日(土)ー 10月25日(金)

一般の方々の鑑賞はフリートークの時にご覧ください。
2019年6月21日(金) 開催時間:18:15-19:30 (水村綾子・平原辰夫 )
2019年8月30日(金) 開催時間:18:15-19:30 (YU SORA・大江華子・)

主催

三井不動産商業マネジメント株式会社

三井不動産商業マネジメント式会社 ホームページ>>
目的

企業における芸術文化の育成と社会貢献活動を目的とする。
アートのクリエイティビリティーを感受し、会社内及び社員への文化普及活動として開催する。
7室のオフィースをギャラリーとして活用の場を広げる。
現役の美術大学生及び若手アーティストの作品の発表の場を提供する。

企画趣旨

企業における文化の育成と社会貢献の一環として浜町センタービル12階のオフィースを
アーティストに提供することで、企業文化と地域社会における芸術文化の発展に寄与する。
21世紀型グローバル企業を目指し、文化創造の枠を超えて 地域と共に「社会に豊かさと潤
いを」実現する、三井不動産グループの企業理念に合致するものです。

キュレーター:

上田雄三(キュレーター)
運 営: 有)キュウコンセプト/ギャラリーQ

Exhibition Archives
Art Works



Room1
水村 綾子 Mizumura Ayako


note-3 (左)
油彩、カンバス
33.3 x 33.3cm
2018

note-2 (中)
油彩、カンバス
33.3 x 33.3cm
2017-2018

scale (右)
油彩、カンバス
33.3 x 33.3cm
2019


ステートメント:
作品が変わっていくタイミングについて。
同じテーマであっても、それは螺旋を描くように、
近付いたり遠のいたりしながらも、任意の地点、
表現したい最良と思われるに地点に向かって、
自分を取り巻く事象や人、環境などに様々な影響を受けながら、
ゆっくりと作品に変化をもたらす。
周りに影響を受けていると自覚しようがしまいが、
気づけば流行歌を口ずさむように自然に。
そうして描き出される作品の方向性が間違っているか否か、
気づくのはいつも少し経ってからだ。
ただそうである以上、今出来る事を柔軟に、恐れず囚われず描き続けると、
ふとした時に自分の作品から気づきがあり、
以前より深みを増している瞬間を感じるのである。。


Mizumura Ayako CV

1969 群馬県生まれ
1993 女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業

 

Room 2
YU SORA

GRRN
糸、ミシン、ドローイング
36.5x52cm  3点組
2013

 

 


ステートメント:
私が日常をテーマとして作品を作り始めたのは、毎日目にする自分の部屋を
ただ描いてみたってことからだった。そしてたまたま2011年の震災の時東京
にいたという経験・2014年韓国の旅客船沈没事故・友人たちの自殺や事故に
よる死など、災害や事故で突然日常を失ってしまう事が、日常について深く考
えるきっかけとなった。

私の作品を見た人がそれぞれ自分の日常を振り返って、普通である日々の大切
さに気づくきっかけになるような、また、誰もかも同じく生きているんだとい
うことに小さな安心・安堵感を感じる作品を作ろうとしている。



YU SORA CV

1987 ソウル市生まれ、韓国
2011 弘益大学(韓国) 彫塑科 卒業 
2019 東京藝術大学彫刻科修士課程在籍


Room 3
フィリッパ・トジャル Filipa Tojal 


Oceanic mountain(左)
顔料、カンバス
75x115cm
2018

Wave(右)
顔料、カンバス
55x55cm
2018



  ステートメント:

私の絵は、その形や構造、動きや色の境界から自然の絵の世界を反映しています。
絵画自体よりも重要なのは、それらがそれらの間の時間と空間とそれらの継続的な
対話であるため、それらは通常インストレーションとされます。

西洋と東洋の技術を使いながら、私は絵画世界の中で芸術と自然の間の本質的で詩
的な関係について主に研究しています。


Filipa Tojal CV

1993 ポルト生まれ、ポルトガル
2015 ポルト芸術大学美術学部油絵学科 卒業
2016 東京芸術大学絵画科油画専攻文部科学省研究プログラム
2019 東京芸術大学絵画科油画専攻博士前期課程2年在籍



Room 4
大江 華子 Oe Hanako


Wave-4 (左)
油彩、PPシート 
38x45.5cm
2019

Green -1(中)
油彩、PPシート 
38x45.5cm
2019

Wave-2(右)
油彩、PPシート 
38x45.5cm
2019


ステートメント:
一年ほど前、言葉にしようのない感情を消化するために、絵画で表現したいと
思ったのがきっかけで、抽象画を制作し始めました。

抽象画は、モチーフなどの記号的な要素を排除することで、感覚や感情を鑑賞者
と直接的に共有することができると考えています。

私にとって抽象画を描く時間は、固い頭を柔らかく融かし、リラックスする大切
なものです。

絵の具を支配しようとするのではなく、絵の具の動くままに身を委ね、絵の具その
ものの美しさに魅了されながら制作しています。



Oe Hanako CV

1998 東京都生まれ  
2019 多摩美術大学絵画学科油画専攻3年在籍

 

Room 5
金 善泰 Kim Suntei

冬の夜 (左)
銀箔、顔料、和紙
33.5x24.3cm
2018

金木がある風景(中)
銀箔、顔料、和紙
60x60cm
2018

春の風景(右)
銀箔、顔料、和紙
33.5x24.3cm
2018


  ステートメント:

2011年3月の津波があった。
人間が作った偉大な産物が消えて傲慢な人間のことが明らかになった瞬間だった。
完璧で巨大さを感じられた人間の力は、巨大な自然の力の前に蜃気楼のように
消え去り、その場には衝撃と恐怖だけがあった。
地震に続く津波が襲われた(津波に襲われた)場所には何も残っておらず、
もっぱら木一本が立ちはだかっていた。(ただ、木一本だけが、残されていた。)

村に残された木一本、これも自然の大きな力ではないか。
そのような寂しさに包まれた風景を描き始め、村を守る一本の木、
寂しさが感じられる家がある風景を描いた。
(家のある風景)風景から感じられる寂しさが私をもっと寂しく孤独にした。
私が感じた寂しさよりもっと明るく美しい色で描いた。
エメラルドの背景、ルビー色の屋根の金色の木、赤い風。

 

Kim Suntei CV

1978 ボギル島生まれ、韓国
2003 弘益美術大学美術学部東洋画専攻卒
2005 弘益美術大学大学院美術学部東洋画専攻修了
2010 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程日本画専攻修了 

Room 6
水村綾子 Mizumura Ayako


interlude(左)
油彩、カンバス
53x53cm
2018

harmonic(右)
油彩、カンバス
53x53cm
2019


ステートメント:
作品が変わっていくタイミングについて。
同じテーマであっても、それは螺旋を描くように、
近付いたり遠のいたりしながらも、任意の地点、
表現したい最良と思われるに地点に向かって、
自分を取り巻く事象や人、環境などに様々な影響を受けながら、
ゆっくりと作品に変化をもたらす。
周りに影響を受けていると自覚しようがしまいが、
気づけば流行歌を口ずさむように自然に。
そうして描き出される作品の方向性が間違っているか否か、
気づくのはいつも少し経ってからだ。
ただそうである以上、今出来る事を柔軟に、恐れず囚われず描き続けると、
ふとした時に自分の作品から気づきがあり、
以前より深みを増している瞬間を感じるのである。。


Mizumura Ayako CV

1969 郡馬県生まれ
1993 女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業

Room 7
平原辰夫 Hirahara Tatsuo


無題(左)
アクリル、カンバス
97x130cm
2019

無題(右)
アクリル、カンバス
60x50cm
2018


  ステートメント:

作品を作り始めた最初の頃は、人工的な物というか作為的な物に興味がなくて、
紙やキャンバスに絵の具を流したり滲ませたりして、できるだけ自然な物に見える
ように作っていた。
しかし、それを続けているうちに徐々に物足りなくなってきた。
この画面には自分の嗜好はあっても、意志というものが反映されていないのでは
ないかと思い始めたのだ。
絵の具に任せた偶然の面白さだけでは満足できない。
そして5年程前からは、平行線と平行面だけを使って何が表現できるかを考えている。
直線だけを使うのは静かな緊張感とシャープさが欲しいからで、あまり感情に強く訴
えたくないからだ。
ただ静かにじっと見つめていたくなるような画面に憧れる。


Hirahara Tatsuo CV

1952 鹿児島生まれ

 

 

Lobby
YU SORA

かぎたち
糸、ミシン、ドローイング
119x80cm 2点組
2017













ステートメント:
私が日常をテーマとして作品を作り始めたのは、毎日目にする自分の部屋を
ただ描いてみたってことからだった。そしてたまたま2011年の震災の時東京
にいたという経験・2014年韓国の旅客船沈没事故・友人たちの自殺や事故に
よる死など、災害や事故で突然日常を失ってしまう事が、日常について深く考
えるきっかけとなった。

私の作品を見た人がそれぞれ自分の日常を振り返って、普通である日々の大切
さに気づくきっかけになるような、また、誰もかも同じく生きているんだとい
うことに小さな安心・安堵感を感じる作品を作ろうとしている。



YU SORA CV

1987 ソウル市生まれ、韓国
2011 弘益大学(韓国) 彫塑科 卒業
2019 東京藝術大学彫刻科修士課程在籍

Lobby
Chou Nai Wen



Organic shapes
セラミック
H20×W90×D90cm
2018












ステートメント:
生命現象をもっている個体、つまり生物。
有機体においては各部分が互いに関係をもつとともに全体との間に
内面的な必然的連関をもち、
単なる部分の寄せ集めではない一つの統一体をつくる。

広義には、こうした有機体の本質に類比させて社会・国家・民族をもいう。



Chou Nai Wen CV

1994 台北市生まれ
2019 多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業
 BACK TO TOP